統一に異議あり

7月11日

先日、文大統領は、ベルリンで行った演説で北朝鮮の反応を促した。

米韓首脳会談で、文大統領は、韓国が朝鮮半島の平和プロセス主導権を握る、中国に対しては配備は、北朝鮮がミサイル実験を断念することで問題が解決すると理解を求めた。

自ら課題を引き受けた以上、北朝鮮を対話の席に引き出す必要に迫られている。米中に成果を示さねばならない。

韓国の康外交部長官が来月初めにフィリピンで北朝鮮の李外相と接触する。康長官は北朝鮮側に文大統領のベルリン構想などについて説明し、重要なメッセージを北に伝達するはずだ。

一方北朝鮮の労働新聞は、南朝鮮執権者の米国訪問は一言で、主に対する卑屈な追従ともの乞いで汚された恥ずかしい親米屈従だと批判した。

また訪米中の文在寅大統領の長津湖記念碑献花に対しては黄泉の客になった故傭兵の記念碑というものから訪ねて頭を下げ、米軍がなければ今日の自分もなかったと言いながら米軍に対する尊敬などととんでもないことをほざいて感謝の表示をする、ぞっとするような道化師の姿を見せたと非難した。

韓国は北の核、ミサイル攻撃の脅威に晒された被害者であると立ち振る舞っている。この危機は果たして北朝鮮のみの責任であろうか?

1950年6月、北朝鮮は突如38度線の境界線を越えて韓国に雪崩込んだ。彼らは米軍が駆けつける前に、3月で韓国を占拠する戦略を立て、統一直前で挫折した。

中国解放軍が北朝鮮を庇って戦闘に参加すると、戦局は膠着状態に陥った。当時の韓国の大統領、李承晩は北進統一を唱え、北朝鮮を滅亡させるまで戦闘を続けると言い張ったが、結局、韓国抜きで、国連、中国、北朝鮮による休戦協定が署名された。

この休戦協定には、双方の国外支援軍は、朝鮮半島から3月以内に完全に撤退すると謳っている。

ところが韓国は、休戦協定後、米軍と軍事同盟を結ぎ、以後駐韓米軍が韓国に常駐することになった。勿論完全な休戦協定違反である。

休戦協定終結時、南北双方が相互の存続を認めあい、不可侵条約を結んでいたなら、北朝鮮はミサイルを開発する必要が無かったであろう。

南北何れが挑発しているかという論は、立場によって逆になる。

本日の韓国紙の日本の防波堤だった韓国という記事。引用すると、

ワシントンで特派員生活をしながら何度かあきれることがあった。その一つが、米国内の笹川平和財団のある米国人学者が2015年に書いた文章を読んだ時だ。

この文章には日本が追求する政策は、北朝鮮の核ミサイルを最大限に統制しながら韓半島の現秩序を維持することという主張が出てくる。分断は日本の心臓を狙った韓国の短剣を柄で折るという言葉もある。日本は韓半島朝鮮半島の安定を重要視し、韓半島で核を保有する敵対的な統一国家を恐れるという内容もある。

核を保有した反日統一韓国とは想像力の限界を超えている。統一韓国がいったい何に使うために核を保有するのか。国際社会が核を保有した統一国家を容認するだろうか。何よりも統一韓国が日本を脅かす短剣とはどういう論理なのか。

昨年末、米国務省の高官に会った席で短剣の話をしたところ、彼は何でもないようにいつも日本側から似た話が出ると述べた。

歴史を振り返ると、満州韓半島のすべての韓民族王朝の主力兵力は南ではなく北に向けて配置された。高句麗と中国の絶えない戦争がそうであったし、統一新羅も唐と買肖城戦闘をし、戦争に国力を総動員した。高麗も遼を相手に戦争と外交に国の運命をかけた。

朝鮮の太祖李成桂イソンゲは紅巾賊と納哈出の侵入を撃退した北方の猛将だった。我の歴史で南側は常に兵力が薄かった。

満州韓半島で我の先祖が中国の漢族王朝、異民族の王朝と絶えず戦争をする間、島国だった日本は安全地帯として残り、生産力をそのまま保存し、後代へと累積していった。隋唐遼のすべてが韓民族王朝と満州韓半島で大規模な戦争をしたが、結局、韓半島で終えた。

このため戦争の消耗が大きく、日本に下りていく余力がなかった。韓半島から兵力を抜いて日本に送って失敗する場合、中国内の被征服集団と韓半島がまた勢力を強める可能性も憂慮しなければならなかった。島国だった日本を征服しても得られる戦略的利益もなかった。結果的に韓半島は中国発の勢力が日本まで踏み込む南進を防ぐ防波堤だった。むしろ日本が倭乱日本による戦乱と韓日強制併合で韓半島に拡張しようとしただけだ。

韓国を大陸勢力と結託した潜在的な脅威と見るのは韓国は中国の一部という詭弁の延長線だ。日本が韓国を脅威とみる奇異な島国論理を守る以上、大国になることもできないだろう。歴史はむしろその反対だ。韓国史を少しでものぞけば分かる。

この記事の筆者、韓国は日本の被害国という視点で歴史を眺めている。地理的に朝鮮半島は大国の争点となり災禍を受けたことは事実だ。

ところがこの民族は狡猾で抜け目のないことも事実。

モンゴル帝国が大陸を制圧すると、朝鮮半島の高麗もその支配下にはいった。クビライが日本を攻略しようと使節を派遣する契機となったのは1265年、高麗人の官吏趙彝ちょういの進言したことが発端であると元史に記されている。

高麗は軍船大小900隻を建造し、日本進攻軍に供している。元高麗連合軍は1274年、先ず津島に上陸したが、高麗軍も日本に討ち入りし、多くを俘馘捕虜とし被害を島人に与えた。

この時の壱岐の惨状は壱岐対馬九国の兵並びに男女、多く或は殺され、或は擒とらわれ、或は海に入り、或は崖より堕おちし者、幾千万と云ふ事なしと日蓮によって記されている。

これはあたかもべトナム戦に於いて、韓国が自らベトナム派兵を申し出で、米軍も呆れる残虐を行った行為と重なる。機会さえあればこの民族が如何に振る舞うかを示している。

日本が韓半島朝鮮半島の安定を重要視し、韓半島で核を保有する敵対的な統一国家の出現を用心しているというのは紛れもない事実。

この国が慰安婦問題などで、国際条約を無視し日本を貶めようと敵視する欺瞞を見るにつけ、南北の統一に日本人が納得しないのは当然の成り行きだ。

韓国の鄭女性家族部長官が旧日本軍慰安婦問題の関連資料の国連教育科学文化機関ユネスコ世界記憶遺産への登録を支援すると表明した。

岸田文雄外相は11日の記者会見で慰安婦関連資料のユネスコ世界記憶遺産登録を政府の予算で支援するという韓国の長官の発言に対し、外交ルートを通じて抗議したと明らかにした。

日韓慰安婦合意で10億円の慰撫金を支払った日本。国際社会の常識を弁えぬ韓国がおとなしく引き下がると思ったのが誤算が。

このブログは、合意は新たな日韓紛争の始まりであると警告した。

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